新入社員の教育係がいない企業がすぐに取り組むべき3ステップ

社員教育に必要な知識と心得

ある中小企業で100名以上の書類選考・採用面接を経て、部署ごとに1名づつ、3名の新卒採用をしました。

しかし1年も経たないうちに、その3名は辞めてしまったのです。

それそれ期間は違いますが、まだ『新人』と呼ばれる期間に辞めてしまったので、会社としては損失と落胆が大きかったようです。

また、新人が入ることで、既存社員の意識が上がり成長するのでは?という期待もありましたが、辞めてしまったので、逆に自信を失っているそうです。

この会社にとっては大問題で、同じ失敗をしたくない、と相談に来られました。

いろいろな要因はありますが、中でも大きな要因は『新入社員を教育する人がいなかった』と言う部分でしょう。

もちろん、先輩方からのOJTは実施していましたし、先輩方も、やり方を工夫したり新しくマニュアルを作ったりと奮闘していました。

※OJT(On-The-Job Training)とは、実際の業務を通して上司や先輩社員が部下の指導を行う、主に新入社員育成のための教育のこと。

しかし、社会人としての心構えやビジネスマナーなどの『新入社員の基本のキ』を教育していませんでした。

またOJTにしても、教育係となった先輩が、教え方などもわからないまま、自分なりに頑張っていたという状況でした。

新人社員の基本を教える人もいない、教育のやり方を教える人もいない。

そんな状況の中で、それぞれが一生懸命に頑張ってやっていたんですね。

では、どうしたらこの新人3名は辞めることなく、いい人材へと育てることができたのでしょうか?

次の年に採用した新人は1年過ぎても誰も辞めていませんし、良い人材・良い先輩に育っています。

それは次の3ステップで解決しました。

1.鉄は熱いうちに打て!『新入社員の基本のキ』は最初に研修する。

新卒に限らず、正社員が初めて、または社員研修を経験したことないという中途採用の新人には『新入社員の基本のキ』の研修は必須です。

なぜなら、社会人とは何か?という心構えから、報連相などのコミュニケーションなど、組織の中で仕事をするために必要な基本が共有されていないと、本人にとっても組織にとっても不幸だからです。

2.教育係に育成のやり方など含むリーダー研修をする。

部下や後輩を持つものに、部下の育成方法を含むリーダー研修を実施します。人を育てることで、その人自身が大きく成長するので、部下や後輩ができることは大チャンスです。

ほとんどの人は、自分の業務に関してはプロフェッショナルでも、人を教えることには素人です。

学校の先生など、人を教えることがプロの方でも、教えられない人はたくさんいます。もちろん、教えることが天職という方もいますが、それほど人を育てるのは難しいのです。

でも、しっかり育成のためのスキルを学べば、そのスキルは、他の様々な面で活かされる一生もののスキルです。

組織が幸せに発展するのも、このスキルにかかっていると言っても過言ではありません。

そうですよね?人を育成できる組織とできない組織。言わずもがなです。

3.新人に、キャリアビジョンを明確に示す。

人は、目標があれば頑張れます。これができたらこうなる、という具体的な指針を見せることは非常に重要です。

新人が「これ、できるようになって、自分になんかメリットあるの?」なんて思いながら仕事をするのと、新人自身がわくわくするビジョンが共有されていて、一つ一つがそこまでのプロセスのひとつと思ってやるのでは、身につく度合いも、仕事の出来も変わります。

上長と新人が、キャリアビジョン(目標)と、そのプロセスを共有し、適切な評価をされると、人は辞めません!

まとめ

中小企業では『研修する時間も予算もない』『人数が揃わないから研修は難しい』などという理由で、研修を実施しない会社も多いのです。

しかし!

研修が高いものだとか、人数が一人二人では難しいなどというのは誤解です!!

もちろん、大手企業向けの大手研修会社は、価格も高いし人数も必要です。

しかも、人数が少ない会社が大手と同じ内容の研修を受けても現場と状況が違う場合もあります。

ですから大手ではなく、

中小企業を元気にしたい!中小企業のお役に立ちたい!研修を実施することが目的ではなく、共に結果を出し喜び合いたい!

という研修を実施する企業も多く存在しています。

もちろん、弊社もそのうちの一社です。費用対効果以上の結果を出して、共に社員や組織の成長を喜びあいたいのです。

研修の予算・人数以外にも、現場での人材に関する困りごとの解決も得意です。お気軽にご相談ください。

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