ベテラン中堅社員はどう教育する?必ず教えるべき3つのスキル

教育・育成

中堅社員とは、一般的には業務経験が3年以上で、役付きになるまでの社員を指しますが、どの層を中堅社員と呼ぶかは企業によって違います。

また、中堅社員と呼ばれる層は、若手からベテランまで年齢層が幅広く、課題も多岐にわたるので、一律的な研修では教育が難しいという面があります。

しかし、中堅社員は、仕事の中核を担い、次世代のリーダーとなる人材ですので、その育成は非常に重要なのです。

今回の記事では、中堅社員が学ぶべきスキルと教育方法についてまとめました。

この内容を基に、企業に合わせた『中堅社員育成』の研修やプログラムを取り入れることで、企業の未来が大きく変わります。

中堅社員が学ぶべき3つのスキル

①役割認識

中堅社員の多くは、自らの担当業務に忙殺され、周囲に意識が向きづらいのが実情です。

上司の補佐、後輩の指導、チームワークや風土づくりなど、自身の役割をしっかり認識することが第1歩です。

自身の担当業務で忙しくても、一方でメンバーを育て動かしながら、チームとしての成果をあげることが求められているのです。

②コミュニケーション

中堅社員が身につけるべきコミュニケーションスキルには大きく分けて2種類あります。

まず自分の役割を遂行し、組織パフォーマンスを高めるために必要なフォロワー/リーダーシップスキル。

そして、部下を育成するために必要な『アサーティブスキル』です。

・上司、部下との関わり方(フォロワーシップ・リーダーシップ)

フォロワーシップとは、フォロワー(リーダーを補佐する部下やメンバー)が主体的に上司を支持・支援しながら組織パフォーマンスを高めることを言います。

それは、リーダーの指示に従って業務を遂行するだけではなく『指示や与えられた役割を問い直し、全体から考えてより良くなるような提案をする』など、自ら考え、自律的に支援することを指します。

リーダーシップとは、明確なビジョンと目標を、メンバーに示し、チーム全体のパフォーマンスを最大化させることによって目標達成を実現させることです。

中堅社員は、リーダーを補佐するフォロワーシップスキルと部下や後輩へのリーダーシップスキルの両輪のスキルを磨く必要があります。

・育成のためのコミュニケーション

人を育成するために必要なコミュニケーションスキルがあります。

仮に、トップダウンの指示命令で人を動かすことができても、人を育成することはできません。

人を育成するためには、信頼関係を築くことが大切な要素の一つです。その中でも『アサーティブコミュニケーション』は必須スキルです。

アサーティブコミュニケーションとは、自分も相手も尊重するコミュニケーションです。

こちらの意図も理由とともに、相手に伝わるように伝え、相手の意図も理解できるように聞き尊重するというスキルです。

アサーティブコミュニケーションを学び実践するプロセスで、信頼関係を築き、聞く力と伝える力も身につきます。

③ビジネススキル

中堅社員に限らず、必要とされる基本ビジネススキルは3つあります。知識としては知っていても、使いこなせている人はそう多くはありません。

これらは中堅社員以上には『必須スキル』です。ここでしっかりと身につけておけば、行き先不透明な社会をしっかりと泳いでいく土台となるでしょう。

・ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは、自分の考えや複雑な問題を客観的に見つめ、矛盾や飛躍なく筋が通るよう整理することで「全体」と「部分」そして「関係」を構造化して、物事を筋道立てて考える思考法のことです。

ロジカルシンキングは問題の解決策を見つけたいときに有効ですが、コミュニケーションを円滑に行うためにも非常に有効です。ビジネスにおいては必須スキルです。

・問題解決力

ロジカルシンキングを基本に、その問題が『どこに』あって『なぜ』起こっているのか明確にし『どうやって』解決するかを考えて実行します。

実際に問題を解決する力は、知識だけではなく『知識・実行・心構え』の3つのスキルが必要です。

・プレゼン力

プレゼン力こそが、生きる上で、最も重要なスキルと言っても過言ではないでしょう!幼い子どもであってもプレゼン力のある子どもは欲しいものをGETできます。

上司・同僚・部下・協力会社・お客様などなど、どんな関係性であっても、提案、交渉、頼みごと、それらすべての結果がプレゼン力にかかっているのです。

プロジェクターや配布資料を使ってのプレゼン力を身につけることは、日常のコミュニケーションにも大いに役立ちます。

中堅社員の教育内容

一つ一つのスキルを単体で伸ばそうとするのではなく、得意なことや性格などをよく見て、その人らしさが引き出せるような教育をするべきです。

すべてのスキルは絶妙に絡み合っていますし、本人の性格や得意なものを伸ばすことで苦手分野を補完できるということもあるからです。

但し、一定のスキルレベルは必要なので、まずワーク型(講義だけではなく、自ら考えたりグループで考える時間をふんだんに取り入れた研修の形)の基本スキル研修は必要です。

基本スキルという土台を築いた上で、組織に合わせてカスタマイズされた研修をするといいでしょう。

なぜなら、基本研修では、広く基本を学ぶので、個々の強みや弱点が明確になります。そして、カスタマイズされた研修では、実践ベースなので、基本があるからこそ応用できるからです。

今、目の前にある個々の課題を取り上げて解決していくことも非常に重要です。誰かの例で学ぶよりも、実践で自分の悩みを解決した方がずっと学びは大きいからです。そのために外部のコンサルタントを上手に利用するといいでしょう。

まとめ

上司や部下に対して「どうして、この人はこうなんだろう?」と、相手に問題があるかのように、悩んだりストレスに感じたりする中堅社員は非常に多いです。

この場合「どうして?」といくら考えても、何も解決しません。解決しない問いを問い続けても成長はありません。

この思考に陥るということは、上記に書いた『役割分担の認識』が甘かったり、またはコミュニケーションスキルやビジネススキルが低いのです。

しかし「どうしてこの人はこうなんだろう?」という具体的な疑問から紐解いて実践で総合的に学べると、スキルは飛躍的に伸びます。

  • 中堅社員必須、基本スキル研修
  • 組織に合わせてカスタマイズした研修
  • 実際に業務上で起こっている困り事を解決する個別コンサルティング

など、弊社では総合的に実践で学べるカリキュラムをカスタマイズしています。ぜひご相談くださいませ。

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