すぐできる!部下の指導に必要な3つのスキルと具体的指導法

コミュニケーション, 教育・育成

部下の指導に悩んでいるリーダーはとても多いのが現状です。例えば(下記のような悩みです・)

  • 部下が思ったように動いてくれない。
  • 部下を褒めてもダメ、叱ってもダメ、どうしたらいいのか。
  • 部下に求めている行動の最低レベルにも達していない。
  • 部下と意思疎通がうまく図れない。または、部下と相性が悪い。
  • 部下の受け答えに対して、どうしてもイライラしてしまう。

リーダーたちは、様々な知識や手法を取り入れて実践してみるものの、思うように効果が出ずに悶々。そんな声がたくさん聞こえてきています。

さて、今回は、そんなリーダーたちの悩みをズバリ!解決出来る『部下の指導で大切な5つの心構えと、3つのスキル、そして具体的方法』について書いていきます。

部下の指導で大切なこと

 

部下の指導で大切な5つの心構え

①信頼関係を築くこと。

部下の指導は、コミュニケーションで成り立つものです。そのコミュニケーションで最も大事なことは
『信頼関係を築くこと』
です。

例えば、誰しも、全く同じ言葉を伝えられた時に、人間として好きな人、尊敬する人からの言葉は素直に聴けますが、人間として嫌いな人、軽蔑する人からの言葉は受け入れがたいものです。

ですから、何を言うか、何をするか、の前にまず信頼関係を築くことが最も大事なことなのです。もちろん媚を売って好かれるというようなことではありません。そんなことをしたら逆に軽蔑されるのがオチでしょう。信頼関係を築くためには、自分から相手を好きになる。自分から相手を信頼する。そこから始まります。

②様々なタイプを知ること。

人間には、様々なタイプがあるということを理解している人は多いもの。しかし、実際に部下の指導となると、ついつい『こうだろう』と自分視点で指導しまいがちです。

もちろん部下を想い、良かれと思って一生懸命なのですが、熱心なほど空回りしてしまったり、効果が出づらかったりしてしまいます。自分視点ではなく、部下のタイプに合う指導をすることが大事です。タイプ別指導については別の記事で詳しく書きます。

③ゴールを明確にする。

部下を指導した結果、どうなってほしいのかを明確にする。現在地点とゴールを明確にして、そのプロセスにいるときも、一人一人に対して、どこまで指導が進んでいるかを把握していることが大事です。

④心を開くということ。

部下の指導に、褒める・叱るという『概念』は必要ありません。リーダー自らが、心を開くことが何よりも重要です。

信頼関係を築くことにもつながりますが、リーダーの本質に触れることができれば、褒めても叱っても、またどちらもしなくても伝わるもの。そのためにはリーダー自身が心を開いているということが求められます。

⑤ともに成長すること。

子どもの教育と同じで、親でも学校の先生でも、教育者が、実は一番子どもから学び成長します。この視点を持っているリーダーは、ともにいくらでも成長しあえ、部下からも信頼されます。常に上から目線だったり、コントロールを強いるリーダーは部下からの信頼も得られず、自身の成長も妨げます。部下から学び、ともに成長する喜びを発見していきましょう。

部下の指導に必要な3つのスキル

部下の指導に必要なスキルは実はたったの3つしかありません。この3つを磨けばリーダーとして尊敬され結果が出ます。その3つとは
『聴く・伝える・つながる』
です。

①聴く

スキルの中で、一番大事かつ難しいのが『聴く』スキルです。なぜ大事なのかというと、相手を知らずして指導はできないので、相手を様々な角度から知るために必要だからです。また、なぜ難しいのかというと、自分を脇に置いて聴く必要があること。そして、言葉以外のメッセージも含めて受け取らないといけないからなのです。

要は、相手が何を伝えようとしているのか?またその背景・理由は何なのか?それを知るために聴けるかどうかです。

多くの人たちは、自分の中にある、自分の物差し(見方・捉え方)だけで聴いていることが多いのです。しかし、リーダーがそれをしてしまうと、時間も労力も無駄になります。それは相手不在なので、聴いていることにはならないからです。

相手がどのような物差し(見方・捉え方)で話しているのか?そして何を伝えようとしているのか?またその背景・理由は何なのか?を見極めることが聴くということです。相手の物差しや理由などがわかれば、次に大事な『伝える』というスキルは容易になります。

②伝える

どこに向かっているのかというような大きな方向性から、現場レベルの細かい指示まで、部下に伝えることはたくさんあります。リーダーは、しっかりと伝えたつもりでも、部下にそれが伝わっていなければ、それは伝えたことにはなりません。

部下にしっかりと伝わる伝え方をすること。それは相手を知らなければできません。
ちなみに、部下に伝わったかどうか確認するために「どう理解できたか、話してみてください。」などと確認を取るリーダーもいます。この場合、リーダーが話した通りに復唱できてしまう(内容は理解できていないのに、日本語としては理解できている)ので、この確認には意味がないことが多いのです。
リーダーの言葉の復唱ではなく、部下の言葉で説明できているか?というすり合わせが必要です。

③つながる

つながるというのは具体的には、結果を共に喜びあうことです。チームで達成した結果でも、個人で達成した結果でも、また、個人的な些細な何かでも、うまくいったことや嬉しいことなどを共に喜び合えているでしょうか?言葉で伝え、態度に表し、喜びを共有するということは、気持ちや感情面でもプラスですが、実はそれ以上に多岐にわたり、驚くほどの効用があるのです。

 

部下の指導、具体的な方法

部下を指導するときに最初にすべきこと

部下を指導するときに最初にすべきことは、ここまでお読みくださっていたらすぐにわかるでしょう。そうです。信頼関係を築く!ですね。そして信頼関係を築くために、ここで挙げた『大事な心構え』を心がけながら『聴く・話す・伝える』スキルを部下を相手に磨き、リーダーとして成長していけばいいのです。
最初にすべきことと書きましたが、一番最初から最後まですべきことです。言い換えれば、部下の指導とは、実は、リーダーがリーダーとして大きく成長するためにあるようなものです。

部下を指導する具体的な3つの方法

  1. 部下の指導について、一人一人の現在地とゴールを明確にした指導計画を立てる。
  2. 部下のタイプを見極めて、タイプに合わせて指導を行う。
  3. 指導プロセスの途中で細かな修正を繰り返し検証していきながらゴールに向かう。

この①〜③の実施のためには『対話』が必要不可欠ですが、適切な質問と質の高い対話をしないと意味がありません。そのためにも、5つの心構えと3つのスキルを磨き続け、リーダーとして成長し続けることが大切です。

まとめ

5つの心構え『①信頼関係を築くこと。』『②様々なタイプを知ること。』『③ゴールを明確にする。』『④心を開くということ。』『⑤ともに成長すること。』と3つのスキル『①聴く』『②伝える』『③つながる』を磨き続け、リーダーとして成長し続けることが、結果的に最も部下の指導が上手くいく!

とは言うものの、しがらみなども含めた人間関係などもすべて最初から構築できるのであれば、ここに書いたことを実践したらいいのですが。
実際には、すでにもう出来上がった関係性の中で、急にできないことも多いかと思います。

また、部下との人間関係が上手くいっていない場合などは余計に難しく感じるかもしれません。そういう時には、上手に外部の専門家を利用してみましょう!
もし結果は欲しいけれど費用を抑えたいという場合は、専門特化の小さな会社を選んで試してみるという選択もあります。

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