否定しよう!

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数年前の話しです。とある大きなイベントに参加した時のこと。夢をみんなで応援する、という主旨のイベントでした。私は雰囲気が合わずに自然と離れたのですが。

その時、印象に残っている一つです。『夢を語る人を絶対に否定しないこと』というルールがありました。せっかくの夢がその否定によってしぼんでしまうからという理由でした。

私は、そのルールに2つの疑問を感じました。「否定されてしぼむような夢は、別にいいんじゃないの?」「それに、絶対に否定しないような人の意見なんて、どうして信じられるの?」の2つです。

否定は「お試し」という意味と「よりよくするチャンス」という側面があると思います。いくら否定されても揺るがない意思を確認できるという意味のお試しです。肯定されてばかりいたら、自分の意思がどれだけのものか、自分でも測れません。でも否定をされても、それでもやりたいって感じた時に、自分の意思に自信が持てるのだと思います。

それから「否定によって、さらにいいものに進化できる」ということもあると思います。肯定ばかりされていたら、進化はなかなかできないですが、否定されることで、だったらこうしようとか、工夫やアイデアが生まれて進化していけると思います。

また、肯定は伝える方も気持ち良く楽チンですが、否定は伝えるのもリスクが伴います。より良くするために言っているのだという、相手との信頼関係がなければ発せられないのです。だから肯定も否定も、どっちも大事な愛なのです!そして否定の方がリスクがある分、大変なのです!

それに、このルールがあるおかげで「もしかしたら否定が見えているかもしれないのに言わないのかも」って肯定の意見まで疑わしくなります。

否定も肯定も、目的のために必要だから伝えるという信頼関係が大事で、肯定だけしてくる人を信じることはできないと私は思います。(本当に肯定しかない場合はいいですけれど・笑)

もちろん、相手を傷つけるという目的の否定はどちらも幸せじゃないですけれど、それは聞けばわかるので、その場で対応すればいいだけの話で。

目的が夢を形にするための視点だったら、たとえ否定でも、どんどん出した方がいいと私は思います。

一番大きな疑問は、誰も疑問を持たずに「否定はいけない!」と忠実に守っている、その雰囲気でした〜(笑)まぁ、合う合わないだけのことなので、いいのですが、見事に合わなかったなぁ。肯定しあって、褒めあって、私は気持ち悪かった(笑)

実は、その場で、この疑問を投げたんですよね。

そうしたら「みんなが寿美ちゃんみたいに強くないから」って答えが返ってきたのですが。強い弱い、ではなく。本当にその夢を形にしたいなら、否定も大事な要素だよね?ってことなんだけれど。そこを伝えることは難しかったし、私自身、強い部分もあれば弱い部分もあることも、伝えるのが難しかった〜。まぁ、合わない場所だってことですよね。

この記事は「否定しよう!」ってタイトルにしたけれど、なんでも否定しよう、という意図ではなくて。否定も肯定もどちらも、目的のために必要なら同じくらい大事な視点なのだから、気にせず人を信頼して、どんどん出した方が建設的だよって話でした。

私だったら、否定や反対意見をきちんと言ってくれる人の方が信頼できるし、そういう本音を言ってくれる人の肯定は信じられます(笑)だから、私も、できるだけ目の前の人に、自分自身に、誠実に本音で対峙したいと心がけています。

ただ、この疑問自体、
そのイベントの目的が「夢を応援すること」ではなくて「応援ごっこして盛り上がろう!」とか「フワフワ繋がって盛り上がろう!」などなら感じないのです。目的とルールがあってないなぁと私は感じたのでした。実際に形にするならいろんな視点が有難いのです♪

あ、でも。夢を応援するという耳当たりのいい言葉で集めての、このルールは一貫性があるのか・・・確かにターゲティングがうまくて、人は集まっているし。。。

私がターゲットじゃなかった、というだけのお話でした。ビジネスの仕組みとして良くできています(笑)ここまでターゲティングを明確にするといいのですね。見習おう(爆)