「責めないでくれ」の意味を理解しない女たち

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例えば、
「私は、ただ自分の気持ちを伝えているだけなのに、夫から『これ以上、責めないでくれ』って言われちゃうの。」と訴える女性は多い。

他にも「何を言っているか理解できない」「結局、どうしてほしいの?」と言われちゃうと相談にやってきます。

女性の気持ちとしては、ただ純粋に自分の気持ちを伝えているだけなのですが、夫からしたら、責められている、どうしてほしいんだろう?と取る。

私は、このどちらの気持ちも同じくらいよくわかります。

妻は「寂しい」「悲しい」と感情を伝えて、ただ「寂しかったんだね」「悲しかったんだね」「そうんなんだね」とわかって(ハグして)ほしいだけ。

夫は精一杯、自分なりにできることをやっているので、その上で「寂しい」「悲しい」と言われることは「まだ足りない、もっと」と責められているように感じるというカラクリ。悲しいすれ違いです。

よく、女性脳と男性脳などと言われているように。
『女性は、共感してほしいだけなのに、男性は、共感の先の具体的な解決策を考えてしまう。』というのがありますが、それと近い感覚かもしれません。

女性の望む形での愛は表現されなくても、夫は精一杯、愛し頑張っているわけです。しかも、毎日、理不尽な社会と戦って疲弊して。それも、家庭のために頑張っているのに、妻から「寂しい」「悲しい」と言われたら大変だと思います。

女性も、そのことは頭では理解しているのですが、感情が先に立ってしまうようです。そしてお互いに「自分のことをわかってわかって」という「わかってちゃん同士」だと、すごくこじれてしまう場合もあります。

実は、その本人が「何を」本当にわかってほしいのか理解していない場合もあるし(笑)

実際には、夫(もしくは妻)から理解されていることに気づいていない場合もあります。望んでいる形の表現がされていないだけなのに、欲しがっている・・・もったいないのですが、よくある話です。

こういう場合は、どちらも、それぞれが本当に自分が大切にしていること(ニーズ)を、自分が理解する必要があります。

マイナス感情は、本当に自分が心の底から大切にしていること(ニーズ)が、大切にされない時に起こる感情なので、その感情をアンテナに掘りさげると、自分の気持ちに気づけます。

例えば「夫婦二人のゆっくりとした時間を大切にしたいと思っている」とか「短い時間でも一緒にいるときの心地よさで信頼を感じる関係を大切にしたいと思っている」など。

どうしてほしい、というような表層ではなく、感情のもっと奥にある、その感情を引き起こす元になっている「本当に大切にしている部分」を表現できて伝え合うこと。。。

何を大切にしたいのか?お互いに出し合って、それを理解しあえたら、すれ違いは減ると思います。

しかし、
「私は、ただ自分の気持ちを伝えているだけなのに、夫から『これ以上、責めないでくれ』って言われちゃうの。」というセリフを言う女性は、なかなか手ごわいのです。

この文章そのものが、正しいのはこっち。おかしいのはあっち。という文面。無意識で相手を責めているんですよねー(笑)そのカラクリに気づけないのです。

「・・・だけなのに」ということを言う女性は、自分が正しい(あるいは、守りたい)というところから降りてこないので、なかなか手強い(笑)

しかし「本当に大切にしていること(ニーズ)」を掘り下げることで、理解できます。そういう方が「どっちも悪くない。ただこういうことだった。」と理解してくれる時の喜びはひとしおです!