「正しさ」の怖さ(実話)

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10年ほど前の話。とっても印象的だったので、今でもよく覚えている一場面がある。

まだ幼い息子と、誰か人と待ち合わせの指定の場所で。

(そこは、椅子やテーブルがあり、私には関わりのないコミュニティみたいな場所だった。)

ちょっと早く着いたので、そこに、たまたま置いてあった絵本を息子に読んでいた。

元保育士の私は、つい感情込めて臨場感たっぷりに読み聞かせ(笑)気づくと、周りにいた知らない大人たちも、聞き入っていた。

内容は、天国とはこんなところ、地獄とはこんなところ・・・最後のページに、

「天国と地獄、どっちがいい?」と書かれていた。

息子は無邪気に

「じごく〜♪」と答え、

私も「あはは〜、そうだよね〜地獄もいいかもねー♪」と、二人で笑っていた。

ここで、作者の意図する「超わざとらしい誘導的な流れ」の反対を、幼い息子が言ったのも、さすがーって思ったし。

なんか、正悪2元的な考えが逆に怖いとも感じていたので、私は、息子の感性さすがー、とすら感じていた。

しかし、そのあと。そこにいた、まったく知らない大人たちから私は大批判される。

「ここは、天国を選ばないとダメでしょう?」「あなた、親なのに、教えないとダメでしょう!」「親のあなたが一緒になって笑ってどうするの?」「あなたは、親としておかしい!!」

ひえ〜。
まったく知らない大人たちに。ただ、絵本の最後で地獄を選んだだけで、どうして、ここまで全否定と大批判???

対話にもならなそうだし、いたたまれなくなって、その場を去った。

後で、聞いてみたら。そこは、あるベストセラー作家さんのファンが集まる場所だったらしい。

正と悪しかない考えは、非常に危険で、どっちが絶対に正しいと、争いが起こると思う。

現に、地獄を選んだって、何も悪くないわけで(笑)本人がその選択をしたのだから、周りがそれを正す理由もないわけで。

絶対に「天国が正しい」という人たちの中で、私たちは全否定された。もし、逃げすに相手にしたらそれが「対立」になるのだ。さっさと逃げ出したけれど〜(爆)

しかも、たったその一場面で「親として」と拡大解釈で否定されるほど・・・(笑)

今では、この印象的な一場面も笑い話のネタでしかないけれど。その時は、驚いたし気分も悪かった。

しかも、後で考えると。最後に、天国を選んでも、地獄を選んでも、どっちでも楽しくノホホーンと笑っていられる、私たちこそ、天国の住民だったじゃーんとも思えます。

ある一人の考えが絶対と考える、集団の怖さの一端を見た気がしました。

しかし、これだけ、多種多様な価値観がある世界で、たった一つの価値観だけが正しいって、空恐ろしい気がします。

本来、私たちは。
自分自身の価値を本当に大切にしていたら、それと同じように、相手の価値も(内容が相反するとしても)相手もそれを大切にしているんだと、その大切な心を理解し合えるはず。

私も大切、同じようにあなたも大切。そんな感覚で、多種多様な価値観が共存できる世界を少しづつ増やしていきたいなー。

いやぁ。ホント。
印象が強くて、忘れられない一場面でした。怖かった(笑)

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