叱らない保育園の話

私の友人が、
沖縄で保育園をやっていました。

まだ息子が小さい時に
その保育園に遊びに行きました。

私は独身の時に、
東京で保育士をしていたので、
その経験との比較でとても驚きました。

東京の保育園は、
いいことをしたら褒め、
悪いこと(=大人にとって都合悪いこと)
をしたり、言うことを聞かない子は、
叱っていました。

私は、その『当たり前の日常』に
いつも違和感を覚え、
自分なりに納得出来る
「あり方・やり方」を模索していました。

そして、
どんなに小さな子どもであっても、
私が経験していない何かはしているのだし、
私が気づいいていないことを知っているから
だから
『人として対等にありたい!』

と、その頃から強く感じて
試行錯誤を繰り返していました。

息子が生まれ、
そのあり方で、
小さな息子からたくさんのことを学び、
私自身も成長していきました。

そんな時に、
友人の保育園に遊びに行って、
衝撃を受けたんです。

友人は、
小さな子であっても
丁寧な『対話』を通じて
コミュニケーションを取っていました。

褒めたり叱ったり
などという概念がない世界でした。

お伝えしたい場面は、
た〜くさんあるのですが。

例えば・・・

先生が子どもたちに
絵本を読む場面で、
一人の男の子Aくんが、
大声で泣いて、泣きやみません。

先生は、

「Aくん、どうして泣いているか、
お話できる?
泣いてるだけだと、
わからないから、
お話してくれたら嬉しいな。」

それでも、ちっとも泣きやみません。

「Aくん、
みんなは、絵本を聞きたいんだけれど、
Aくんの声で、
絵本を読む声が聞こえないから、
みんな、待ってるよ。
どうする?」

それでも、ちっとも泣きやみません。

他の子が、
頭を撫でたり、
心配そうに眺めています。

先生は
「Aくん、
先生もみんなも
どうして泣いているのか
その理由が知りたいから
Aくんがお話してくれるのを
待ってるよ。
でも、今、お話できないなら、
ちょっと遠くで泣いてもらっててもいいかな?

今は、絵本を読む時間だから。

Aくんがお話したくなったら、
ゆっくりお話聞くからね。
気がすむまで、大きな声で鳴いておいで。

それか、泣き止んで
絵本をみんなで聞く?

どっちでもいいよ。」

すると、Aくん。

泣き止んで、
みんなと一緒に絵本を聞き始めたのですが、
なんと!
一番、絵本の中に入り込んで
場面に合わせて体を動かすほど
夢中になっていました。

東京の保育園だったら、

例えば、
「今は絵本を読む時間だよ。
わかってるよね?
みんなの迷惑でしょっ!
泣くなら、違うところで泣きなさい!」

と叱っている場面です。

Aくんは、
今は話したくない。

(そもそも説明できなかったのかもしれません。)

でも、
後で話を聞いてくれるっていう
安心感と。

誰も、迷惑と捉えずに
存在を認めてくれていたことで
心が安心できたのだと思います。

Aくんなりの
何か理由があって大泣きしていましたが。

その理由が解決されていなくても
心が安心したことと、
自分が納得できたことで、

迷惑でしょ。(存在不安)
泣きやみなさい。(指示命令)
泣くなら他に行きなさい。(指示命令)

など一切なくても、
(ないから、かもしれません)

自ら選択して、
みんなと一緒に本を楽しむことができました。

そして、
この先生の対応を
他の子どもたちが見ているから。

子どもたちも真似して
何か起こった時に
同じように人と丁寧に関わります。

それと全く同じように、
叱る保育園の子どもたちもまた、
先生の対応を見ているので、

「迷惑だぞ!」
「あっちで泣けよ!」
「先生に言うぞ!」

などという言葉が出ます。

学ぶは真似ぶ

とよく聞きますが。
小さい子どもたちは
まさにまさに、
大人の対応(あり方)を
よ〜く見ているものなんですよね。

これは、保育園のお話でしたが
実は、大人も全く同じ。

人材育成も同じなんです。

一人一人の存在を認めて
丁寧に対話をしている組織は
成果も出やすいし、問題も起こりづらい。
何より、組織としいて成長していきます。

一方で関係がギスギスしていると
問題を起こさないように
事なかれ主義になり、
成果が出づらく、
組織としても成長もありません。

友人の保育のあり方・姿勢に
大きな影響を受けました。

そんな事を、
最近の記事を書いている中で
ふと思い出しました。

これからも、
社員一人一人の能力を引き出し、
関係性の質を高めることで
自走組織として成長し
成果を出す組織を増やす!
を胸に突き進みます♪

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【編集後記】

25年来の友人たち4人で
友人宅で牡蠣鍋忘年会

美味しくて楽しくて幸せでした!

広いリビングで、
ソーシャルディスタンス完璧!
換気完璧!
手洗い・アルコール消毒完璧!
とり分ける時のお箸などにも気をつけて。
コロナ対策万全です。

年に1回くらいしか集まれないけれど。
人は一人で生きているんじゃないんだな。
それぞれが自立しつつも、
みんな協力しあって
想いあって生きてるんだなぁって

ふと感じることができました。
友人たちに感謝です。

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