概念をすり合わせる大切さ。

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企業などで会議をファシリテートすることがあるのですが。
些細な普通の単語ですら、みんな「概念」が違うんですよねー。

例えば、ある企業で。

「リーダー」は誰でも知っている単語ですが。
その場にいた20名に、あなたが考えるリーダーとは?というタイトルで考えてもらい、全員に発表してもらったら、全員違ったんです。
リーダーという言葉の意味が20通り出てきたのです。

その20通り、すべて正解ですが。

その企業内での、
「ここで使うリーダーの意味」という概念をすり合わせないと、会話が成り立たないので。

ここでは、こういう意味で使いましょう、
という共通認識を決めるための会議を実施し、3つくらいの共通概念にまとめました。

実は、いちいち、すべての単語にそういうことが起こっているのですが。

まさか、すべてやっていたら毎日がそれだけで終わってしまいます(笑)

よく女子たちが「こうでこうで〜」「あ〜、わかるわかる〜」「だよネーーー!」
と盛り上がっている、その一つ一つは、お互いにまったく別の話をしていることも多々ありますが、幸せな勘違いの連続により、問題が起こらないでいます。

共感してると思い込んでいるだけで、まったく違う価値観のまったく別の話が平行してされていることはよくある話なのです。

さて、なぜ企業で、リーダーという概念のすり合わせを行ったかというと。
実は、数名の社員から
「あの人はリーダとして認めたくない!」などの声が聞こえてきたのです。
そこで、別件の会議前にアイスブレーク的に行ったのでした。

リーダーとして認めたくない!とストレスを感じていた方は、すり合わせの後。

認めたくないと言われていた男性の「リーダー像」の発表を聞いた時に、
「私が求めるリーダーとしては全く違うけれど・・・そうか、概念も目指す理想も違うんだな」と理解したと、気づいたそうです。

その人の概念・価値観を理解し合うだけで、ストレスはだいぶ減ってくるのではないでしょうか?
お互いに言葉の意味を、真逆の意味で使っていたなんてことは日常茶飯事なのです。

だから、感情的に反応した時にこそ。

「その言葉はどういう意味で使ったんですか?」
「私は、このように解釈しましたがあってますか?」

などの日常のすり合わせが非常に大切なんですよね。
それなしに、表面的にうまくやろうとしても、誤解を重ねて勘違いの余計なストレスが溜まってしまうでしょう。

些細な日常の普通の単語でも。
使う人によって、一人一人概念も背景も違うと肝に銘じましょ!